お久しぶりとなりました。
流行病に罹ったのもあり1月はかなりダウンしていました。
後遺症って怖いですね。未だに咳がで、出ますよ…
さて今回はレッツノートです。コロナになってから在宅が多くなったので4年使ったX1 Carbon 2017を半値で売却し、デスクトップだけ使ってました。
当初はちょっと不便だと思いましたが、外でもスマホで大体のことは出来るし、基本困らなかったのですが、、
最近は外出する機会も増えてきて、何かと不便になってきたので外で使えるものが欲しくなってきました。コタツに入るときや寝る前にちょっと使うのにも便利そうということでノートパソコンを購入することに。
新品で探すとこれが高いこと高いこと。
i5、16GB、256GBの基本的な構成で8万超えは当たり前。
i3以下のへなちょこ構成でも5万円前後します。たかいね。
そのくせこういったエントリーモデルは筐体の剛性とキーボードがひどい場合が多いです。というわけでボツ。
昨今のデスクトップのCPU性能は目まぐるしく上がってますが、ノートPCというのは省電力を重視してるのでそこまで過激な性能は必要ありません。
せいぜいネットサーフィンとofficeがまともに動けばいいんですヨ。
こうして長い長い中古PC探しの旅が始まりました。
気をつければ怖くない中古PCの旅
中古PCの購入と言うのは上級者向けです。
ぱっと見で素性が分からないものを、限りある情報と目利きでなんとか判断しなくてはいけません。
しかし、見るべきところをきちんと押さえて見れば、地雷に遭遇する確率はかなり減らすことができます。
という訳でPC選びこの道20年の私がどこを気をつけて見ているかを書いていきます。
大きく破損していないもの
基本中の基本ですね。ボディが壊れていたら使いづらいのはもちろん更に大きな故障を招くことがあります。
そして、外装の損傷が激しい個体は中身もやられている可能性がかなり高いです。
ぱっと見てゲッってなるような見た目の個体はやめましょう。
SSD搭載モデル
今や標準装備となったSSD。中古PCでもSSDをストレージにしているものはかなり多くなってきました。
故障する時はいきなり来ますが、滅多に故障することはありません。
その点HDD搭載モデルはディスクやアームが死にかけている個体が多く、買ってから故障する可能性がかなり高いです。
なにより中古PCのHDDはあくびが出るほど遅いです。CPUスピードは5、6年落ちでも結構追随する性能が出ますが、HDDはやはり遅れています。
ついでに256GB以上のものを選びましょう。128GBはOSといくつかのソフトでパン☆パンになってしまいますからね。
発売当初高級機だったもの
コレも大事です。
中古市場は大きく値崩れしているため、フラッグシップモデルでもかなり安価です。
レッツノートやThinkPad、HPのスペクターやVAIOなどです。
高級機は各部の作りこみが良いです。キーボードやモニター、サウンドシステムなどもイイのを搭載していることが多く、古くても満足度が高いですネ。
新車の普通車より中古の高級車の精神で行きましょう。
最も、型落ちのエントリーモデルなどは性能が落ちすぎてそもそも市場に出て来ないというのもありますが。
バッテリー交換ができるもの
中古PCで一番消耗している部品は何を隠そうバッテリーです。
ショップによってはバッテリーの健康状態を掲載しているところもありますが、省エネモードにして稼働時間のサバを読んでいる個体も多く見られます。
そのため、購入後交換できるモデルがおすすめです。
先に上げた高級機は比較的アクセスし易いです。特にレッツノートは一秒で交換が終わるのでかなり楽ですね。
あとはスペック表を見て大容量バッテリーを搭載しているものを選ぶと良いでしょう。
悩んだ結果、レッツノートに
もう一度Thinkpadを買おうかと思っていましたが、中古でも値段が3万円以上と高いのとピーチスキンの損傷がひどい個体が多かったため断念。
中古ノートパソコンの王道レッツノートはやはりというべきか個体数がかなり多いのと、状態がいいものが多かったため検討の余地があると判断。
特に今回買ったCF-SZ6は4年契約のリースが終了して一気に在庫が放出されたようで、アマゾン、ヤフオク、メルカリ等で大量発生していました。
貸与PCで何度か使ったことはありますが、自己所有するのはなんだかんだ言って初めてです。
あれこれと交渉し、某フリマアプリで良さそうな個体を20000円ちょっとで購入することができました。ラッキー。
稼働時間も不明でしたが、状態は良好そうだったので半ばギャンブルのような感覚で購入。
i5 7300U、8GB、256GBの定番構成。
そしてなによりパナソニック公式のリフレッシュ品です。コレは期待できますね。
Panasonic CF-SZ6
質実剛健なデザイン。昔から変わらないですね。
道具として確実な仕事を遂行するアイテムです。
小さい時から、こういった完成度の高いモノに惹かれます。
Zippoやビクトリノックスの折りたたみナイフ、G-SHOCK、ハイエース、スーパーカブ。
高性能で異様な耐久性を持ち、修理すれば半永久的に使えるモノたち。最前線で使用することを想定され、大企業が莫大な金額と培ったノウハウを総動員して設計された商品です。
製作チームやそれに関連する工程で、多くの人々の魂がこもってます。命が入ってるプロダクトたちです。
今は死にましたが、京セラの創業者が言っていた手の切れる物をというのはこういった物を言うんですね。こうした商品の完成度の高さは芸術の域だと思います。
まあそんなことはさておき詳細を見ていきましょう。
開けてすぐにBraveだけ入れたところです。
年式は2017年の冬モデルに相当するようです。
持ってみてとにかく軽くて驚きました。展示品のモックのような軽さです。
DVDドライブ非搭載モデルのため、尚更軽い。900グラム以下です。
その軽さとは対象的にボディの剛性はしっかりと取れています。軽くて堅い。そんな感じ。
液晶のムラなどはなく、きれいに発色します。地味に嬉しいポイントですね。
パナソニックの工場で整備した証。
中古市場で大量発生しているレッツノートですが、このシールがあると無いとでは雲泥の差です。
製造所のお墨付きですから。ロレックス公式のオーバーホール証明書、血統書付きの犬みたいなもんです。
他のリファビッシュ業者のなんちゃって点検とは訳が違います。点検時に中身の登録を再度行い、パナソニックのサーバーに保管するという徹底ぶり。たまらなく安心。
5年前に家族の寵愛を受けて育った子が成人し、志を胸に郷里を離れて上京。
都市部での慣れない生活に辟易しながらも酸いも甘いも味わい、業務を遂行しスキルアップを果たし、何枚も皮のむけた立派な大人へとなり、5年後自分のふるさとに帰ってくる…
そんな健気さすら感じないでしょうか。かわいいね。
バージョン1803なのでwin10の中でも最初期のものになります。サポートは終了していますね。
それなのにインストール日はつい最近。前所有者は業務用で使用していたと思われます。
22H2へと問題なくアップデートされました。
crystalDiskinfoでSSDの素性を確認。
M.2のSATAという今では珍しいタイプ。交換する時はNvmeと間違えないようにしましょう。
リース上がりだけあって稼働時間は結構なものですが、読み書き量は思ったより少ないと思いました。
本当はすぐに交換するつもりだったのですが、意外と大丈夫そうなので当分コレで使っていきたいと思います。
バッテリーは頻繁に残り時間が変わるのであまり当てにならないですが、高負荷をかけなければ6時間以上は普通に持ちそうです。
ヤフオクなどで大容量バッテリーを安く手に入れたいところです。
インターフェース。
最近の薄型PCやMacBookはType C端子一個だけとかにしています。不便!
その点こういった業務用PCは豊富な端子で何かと助かります。
USBが3つなんてなかなか無いですよ。
反対側にVGAがあったのは驚き。まだあったんか…
プロジェクター用に搭載しているパナソニックの抜かりなさを感じました。
性能
ゲーミングPCと違って検証しにくいですが、ネットサーフィンと記事を書くくらいでは全く重い感覚はありませんでした。キビキビ動きます。
キータッチはThinkpad並にいいです。レスポンスサイコー。
ファンクションキーが多く対応しているのと、Fn+Backspaceですぐにサインアウトの階層に行けるのが仕事用という感じでいいです。
スイッチひとつで機内モード。アクセスランプも分かりやすい。
5年前とは思えない快適さです。
5年前の5年落ちPCは使えたもんじゃなかったですからね。7世代はかなり進化したということでしょうか。
まとめ:中古レッツノートはコスパ良し
買ったばかりなのでまだ検証の余地が大量にありますが、おいおいやっていきます。
これが20000円ちょっとと言うのはかなりの満足度です。ニンテンドースイッチより安いし
良個体に出会えると最高ですね。
今はSZ6の中古がかなり出回っているのでいろいろ物色してみるのも面白いと思います。
それではまた次回!
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