LEDテープを買ったので取り付けてみました。
装飾しよう、そうしよう
このパソコンを作ったのが9月末頃。使い始めて3ヶ月ほどになります。
不具合も一つも出ず安定した挙動を見せています。
しかし、ちょっと物足りない。
せっかくガラスパネルのPCケースを買ったのに、装飾がないのもどうなのかと。
かと言って派手に光らせるのは好きじゃないので、ファンやメモリのパーツはあえて光らない物を選びました。
ビカビカに光らせるわけではなく、さり気なくライティングを入れる。それも見えない形で。
なかなか注文が多いですが、LEDテープならうまくやってくれると思い、Aliexpressの奥地に向かいました。
LEDテープも色々ある。人生と同じだね。
さっそくAliexpressでLEDテープを物色します。
条件としては
・3ピンか4ピンで電源供給できるもの
・高輝度
・アドレサブルLEDに対応しているもの
この3点です。
特に3つ目のアドレサブルLED対応は外せないところです。マザボがAURA Syncに対応しているので使わないのはあまりにもったいない。
このタイプは380円と格安でしたがアドレサブルLED非対応のためボツ。
なかなか全部を満たしているものは見つかりませんね。
しかしAliexpressのマーケットはほぼ何でもあります。立体駐車場から防弾チョッキまで売ってますからね。
根気よく探し、とうとう見つけました。
そうそう、こういうのでいいんだよ。
1mの中にLEDが60粒。ミチとしたつまり具合、各社のアドレサブルLED対応。3ピン給電。
ケーブルも鬱陶しい3色カラーでもなく黒一色。
そして値段は620円。神様仏様ありがとう。送料無料で売り手に利益出てるのかな?恥を知れ。
速やかに注文しました。
ちなみにこのコードを使ってAliexpressに新規登録すると5ドル分買い物ができます。ぜひご利用ください。
https://a.aliexpress.com/_ms8XpPM
QRコードでもいけますよ。ぜひご利用ください。
訓練。小さな荷物が届きました。教室で待機してください。
小学校とかでは不審者が侵入した時、不審者を刺激しないために教員と生徒だけがわかる暗号を放送するそうです。メアリー先生が来校されましたとか、荷物が届きましたとか、副校長室に来てくださいとか。リスクコントロール。
それはさておき、二週間後例によってグレーの小包にくるまれて届きました。
中を開けると簡素な包装のLEDテープが出てきました。いつも通りですね。普遍スフィア。
裏には強力両面テープがついていて脱落の心配も少なそうです。
引き伸ばしたところ。1mのテープに狭い感覚でLEDが配置されています。お行儀の良いラーメン二郎の行列みたいですね。好きなコールはニンニク野菜マシです。少食ですから。
取り付け工賃は無料。自分でやるからね☺
早速Pop silentのパネルを開けて配置します。Pop silentのレビューはこちら
剛性が高いケースって重たいですよね。移動させるのも命がけでした。残機は3です。
とりあえずケーブルを接続し、通電を行います。
美しい。光の強さも申し分ないです。
それでは取り付け本番と行きましょうか。
新婚夫婦の初夜のように優しくケースを押し倒し、LEDテープを配置します。
天板の裏一面に貼り付けてある防振パッドの上に貼り付ける形で置きました。
とにかくLEDが見えないように配置したかったので、ギリギリまで端に寄せます。
コンセプトは羊の皮を被った狼。クレスタ・ルラーンGでありステージア・オーテック260RSであり、アルピナB3であり、ゴルフR32であります。
大人しいシンプルケースに見えて、実は装飾もしっかりしているという。分かる人には分かるように。
このあたりでそこはかとなく配線が厳しい気を感じましたが、気にせず続行します。
この後、とんでもない事態に!(ガチンコ!)
ガチンコシリーズからもう20年くらいになりますが、見てた人はいるんでしょうか。
ラーメン道とか完全にヤラセ臭すぎて…劇団TBSかって感じでしたけど。
ファイトクラブやら大検ハイスクールやら、結構なシリーズがありましたよね。
あの2000年代初期というのは、バブル崩壊後の鬱屈とした空気がいよいよ目に見えて現れてきた時代で、コントラストがカラーからグレイ・スケールになって没落していく日本がはっきりと感じ取れました。当時の若者は掴みどころのない、今までに無かった謎の存在という扱いを受け、援交やシンナーに明け暮れる異常者と思われていたフシがあります(もちろん全員がそうではありませんが)
マックのハンバーガー60円で大量購入して捨てたりとか😹
こうした若者をなんとか捉えようと大企業がwillプロジェクトとか言って前例のない商品をたくさん出してましたが、悉く失敗に終わりました。残念。
テレビ番組はPCやスマホが普及していませんでしたから貴重な娯楽の一つでした。
この時期はなんというか、行き詰まっている、八方塞がりの人間に対して蜘蛛の糸のように"救済"を差し伸べる企画が多かったように感じます。ガチンコ、愛貧しかり。
こういった企画をきっかけに人生が好転する方も多く居ましたが、結局押し上げても愚者は愚者のまま、再びドロップアウトや自分の店を潰したりしていました。
成功してほしいと建前では言っても、失敗するとやっぱりなとテレビの前でニヤつく国民。
どうしようもない人間相手に少しでも優越感が欲しかった、そんな時代。
本当に救済されたかったのは企画者や視聴者である我々だったのかもしれませんね。
取り付け終わったものの…
ケースに入っているのは黒曜石のピラミッドです。ここから買えます。
きれいに取り付けましたが、やはり懸念していた問題が発生しました。
ケーブルが短すぎたのです。
B550 TUF GAMINGはアドレサブルLEDの3ピンヘッダを下にしか備えていませんでした。
そのため、上にLEDテープを取り付けた場合にはケーブルの長さが足りなくなります。
見た目をキレイにするためには上からマザーボードの裏を通して下から接続する必要がありますが、ムリでした。チクショー(コウメ太夫の画像省略)
気になるのですぐにヨドバシで延長ケーブルを注文しました。
ainex アイネックス
RLD-EXD30 [アドレサブルLED用 延長ケーブル 30cm]
これで延長問題は解決。
それとサウンドカードのSBZ。これの憎たらしい赤LEDが邪魔してライティングを妨害しています。
絶縁シールで塞いでいましたが、光量が強すぎてはみ出して見えます。
切断してLEDを無力化することにしました。
仕上げの時間
後日、注文していた延長ケーブルが届きます。スピード配達。
ちゃんとアドレサブルLED対応のものでないと光らない可能性がありますからね。
もう一度ケースを開け、配線を行います。
そしてSBZの憎たらしい赤LEDをニッパーでぶった切りました。保証期間過ぎてますしね。
ほなさいならー。(バイオ2の豆腐)
そしてエアダスターを吹き、ケーブルを調整し…
完成!
できました。
くっそキレイですね。
この際だったので、サウンドカードをグラボ直下に差しました。
GPUファンのノイズが音声に乗るかもしれないと思っていたので一番下に配置していたのですが、関係なかったですね。全く変わりませんでした。
LEDテープのケーブルは底の左の隙間から回しています。ほとんど気にならないでしょう。
そしてなによりアドレサブルLEDが綺麗。一個一個が個別に光るため、レインボーを設定するとケースの中に虹がかかります。ずっと見てられますね。
光り方を撮影したので見てくださいね。(強制)
まとめ:LEDライティングはよい
光り物はうざったいイメージが合って敬遠していたのですが、せっかくのガラスパネルなので取り付けた次第です。
思いのほかきれいに光るもんですね。最近の高級外車のアンビエントライトみたいでイイです。
基本は消灯しておいて、つけたくなったときに光らせて遊んでいます。
PCの中に広がる小宇宙(コスモ)といった感じで気に入りました。お気に入りに追加。
というわけでまた次回!
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